2016年11月19日土曜日

オリンパスの高倍率ズーム


オリンパスの高倍率ズーム、開放から隅までしっかりと結像するということで注目を集めている。
一方、センサーサイズからくる高感度の限界も指摘され、特にフォーサーズユーザーではない方々に多く見られる。
しかし、論点がズレているだけではなく、その高倍率ズームの性能が、唯一無二の存在であることに気付いていない。APS-Cや135フルサイズにある高倍率ズームでは、平均値で8M程度しか解像していないうえに、絞り込んでもほとんど改善しない。それでいてテレ端のF値は6.7、約1段半も暗い。手ぶれ補正の効き具合を考慮すると、2段から2段半はフォーサーズの高倍率ズームにアドバンテージがある。
センサーサイズからくる感度の優位性を考慮すると、フォーサーズの高倍率ズームがもつ2段半の優位性は帳消しになることは事実だが、フォーサーズユーザーではない方々のコメントには、そもそも解像するのかしないのかということを比較のファクターとして考慮されていない。
小型軽量、20Mを解像する性能、開放F値、センサー手ぶれ補正とレンズ手ぶれ補正のデュアル手ぶれ補正、それらをパッケージして比較出来る製品が存在していないこと、そこが何より大切なことなのである。
多くの写真ファンにとって、高倍率ズームはとても気になる存在のはず。しかしながら画質の面でその使用に躊躇していたことも事実。その真実は今回発表となったオリンパスにあった。
賢明なカメラマンであれば、たとえマウントが違えどサブカメラとして、もしくは風景用としてカメラバッグに入れておきたいと思うだろう。小型軽量なシステムがやっと脚光をあびる時が来たのだ。