2015年6月22日月曜日

Canon EOS 5DsR 4

前回のテストで、
645Zから5DsRへのリプレイスが頭にあったのだが、
なんともキレの悪い結果だった。

5DsRを拡張ISOの50(L)で使用すれば、ノイズ感は645Zに近づく。
しかしダイナミックレンジが犠牲になる。
5DsRが持つ、手ぶれ三段のアドバンテージと相殺しかねない。
HDRがRAWで記録不可な点も、風景撮影ではマイナスポイントだ。

大口径ズームなどのEFの資産が助けてくれるとはいえ、
現時点では微妙な立ち位置だと感じている。

中判と画質比較をすること自体がナンセンスなのかもしれないが、
約50万円という対価に見合うだけのリターンを期待してしまう。

もっとフィールドでのテストを繰り返し、
レンズワークも加味した折衷案を見つけていこうと思う。

私は使用しないがAFや小型なボディなど、
645Zでは得られない物理的な利点が多数あり、
いまだ5DsR有利だとの結論は揺るがない。
EFユーザーであれば是非とも手にしてもらいたいカメラだ。





Canon EOS 5DsR 3 テストあり

定点でのテスト画像 (やっつけ)
645Zとの比較テスト

左 645Z 120マクロ
右 5DsR 100マクロIS
ともにF11 1/125

ACR NR関係はすべてOFF
ミラーアップやLV静音を使用し、振動を減らすべく努めた。

条件として、長辺合わせなので645Zやや不利。
4:3フォーマットだと無駄が少ないと再発見。


偽色が目立つが、それなりに解像している

5DsR は、フラットな部分での輝度ノイズが目立つ

消失間際での処理が不自然だが、ローパスなしとローパス「キャンセル」の違いなのか

高彩度部分の諧調は同等

645Zは古いレンズを使用しているので、解像度で劣るはず..なのだが

5DsR 輝度情報が多いであろう緑の詳細部分でも再現が良くない

機動力が悪い645Zの改善策が5DsRという目論見だったのだが、慎重な撮影が必要だと感じた。
とくにノイズが多い。オーバーにふった追加の一枚が必要なシーンもあるだろう。

次回はスタジオ内でのカラーチャートテストを予定。ダイナミックレンジやチャンネル別の再現性を見てみたい。


2015年6月19日金曜日

Canon EOS 5DsR 2

645Zとの比較をしているところなのですが、結果は概ね良好です。
まとまると、
高感度ノイズは2段ほど645Z有利
解像外の消失が不自然
消失とトレードオフではあるが、解像エラーが少ない
駆動ショックが圧倒的に少なく、約2段は5DsR有利
ダイナミックレンジはわりと狭く、645Z比で2段の差
局所コントラストは645Zが有利

高画素をアウトプットするために開発されたボディである5DsRと同じ目線で比較すること自体がナンセンスなのかもしれませんが...

単純に画質とみれば645Zが有利ではあり、比率のハンドリングとあいまって、さすが中判とあらためて納得。

しかし、撮影まで考えるとこれが逆転、まず絵としての結果を残すことが何よりなので、5DsR有利となります。

フォーマットからくる懐の広さはあるにせよ、レンズまで含めると制限の少ない5DsRを持ち出す機会が多くなると思いました。





2015年6月18日木曜日

Canon EOS 5DsR

お約束のアレを入手したので使用感などを少々。後ほど645Zとの比較などをアップしたいと思います。

カラーリングがPanasonic風のガンメタ調になったことが良かったのかどうなのか。開封後まずそれが気になりました。どうでもよいことでしょうか...

6Dと操作体系が似ているので、使い勝手は何とも感じません。

CFとSDのダブルスロットはとても便利ですね。緊急でコンビニに駆け込めば入手可能なSDは心強い。

ただ1DsM3などのように、
「ここがCF、そっちがSDというようなレイアウトではなく、ほぼ密着して挿入することになっています。内部スペースの問題なので、これも致し方ないかな。

同時にWFTも手配したのですが、初代機なみの外付けというかたちとなりました。三脚不可。しかも接続にはUSBケーブルが必要なので、コネクタ部を痛めてしまうのかもという不安が。
私にとってはとても大きいマイナスポイント。おそらくプロではマストな機能のハズでは..?

いよいよ試写をして、645Zと比較をしてみました。
50Mは645Zで身近であり、特に何の感動もなかったのですが、1/125でブレていなかったことに気付き感動。
1/250ですら不安な645zだったので、EFのみでのシステムが統合出来るのではと、やっと導入して良かったと思えました。

そして画像を念入りにチェックしてみたところ、解像が消失する直前で曖昧になるということが気になりました。
ここら辺からは後日の比較で説明してみたいと思います。

2015年6月16日火曜日

1DX


1DXをメインとして数年が経ち、そろそろ新機種の噂がチラホラと。
5D系や6Dなども併用してきて感じたことですが、別格だと。
...いまさら当たり前すぎてつまらない話なのですが、スペック表では見えてこない真の実力がすごいんですよ。

いまどきMFでしか使用していないので、シャッター暗箱となっている1DXなのですが、動作全てがもう、官能的といってもよいぐらいのカメラです。

スクリーンの見え味、ブラックアウトの短さ、フェザータッチのレリーズ、集中力を高めるボタン配置...

一体化するWFTの機動力とあいまって、これ以外では撮りたくない、そんな気持ちにさせてくれる素晴らしい道具です。

私の場合、絞りとシャッター、それと転送の類いしか機能にアクセスしないので、スペックの大半は無駄になっているのですが、基本性能の高さがこれほどまでに作品に影響しているとは購入前は考えてもいませんでした。

1DsMk3が古くなってきたので購入したのですが、1Dを統合したキヤノンの回答がこれかと実感しています。

年月が過ぎ、時代にともなった要望はいくつかありますが、これからも基本性能に磨きをかけた新機種が登場してくれることを祈っています。

ありがとう、1DX!