2014年6月24日火曜日

α7Sにみる高感度と画素数

とあるサイトで、α7Sと5DMk3の高感度比較という記事を見ました。

サンプルから読みとると、高感度域でノイズの量に約2段の差があるようです。
もちろん、α7Sのほうが2段良好な結果でした。

しかし、α7Sは12M、5DMk3は22Mと倍近くの画素の違いがあります。5DMk3をα7Sの12Mまで縮小した比較では、その差が縮み約1段となります。

こういった結果をみて感じたことですが、低画素センサーで画素ピッチを稼ぐより、時には高解像度も使用できる高画素センサーのほうが、より多くのシーンで活躍することになるでしょう。

絶対的な高感度性能ではα7Sが一番よいことに間違いはないのですが、高画素モデルも縮小して利用すれば、それなりの結果が出せるということです。

もちろん、同じ世代のセンサーという比較のもとですが。

12Mで足りるのかそうでないのかは、何とも言えないことです。ブログやウエブ媒体、タブレットでの鑑賞、4Kテレビや2L程度のプリントであれば全く問題ないでしょう。

とはいえ、いつどんなときに大きいサイズが必要になるのかはわからないことです。

このα7Sというカメラは、あまりにターゲットを絞りこんだ、プロ向けの商品となってしまったと思います。それはSONYですら思っていなかったということ、それが問題だと思います。

中級機の選び方

レンズを交換したり、条件を見極め構図を完 成させ、いざファインダーに目をあてフレー ミングする... カメラ機能の大部分は、そのシンプルな動作 のために存在しています。 そして、そのシンプルな行為そのものが、撮影というものです。

...当たり前だろ...というツッコミはあるでしょ うが、そのシンプルでベーシックな行為を手 助けする道具なのかどうか、そこにフォーカ スしてみましょう。

APS-Cとしては、 ニコンからD7100、キヤノンから70D、ペン タックスからK-3。しかもほぼ同価格帯。

ニコン、ペンタックスはクラス上位のフラッグシップという位置付けであり、ファインダーは100%、キヤノンは中級機扱いで98%です。

また、キヤノンだけがセンサーに位相差検出を可能にする特殊な技術が搭載されています。

全機種がSDカード採用ですが、キヤノン以外はデュアルスロットという構成。

俯瞰してみると、ファインダーまわりと、カードスロットがデュアルという重厚な仕様がニコンとペンタックス、センサーに他メーカーにはない新機能を搭載した冒険心あふれるキヤノン

ニコンとペンタックスは同じ目線で考えられるけれども、キヤノンにおいては別格です。
クラス最上位機種としてのアイデンティティを捨てるかわりに、特別なモノを搭載したカメラ。

前述した撮影というシンプルな行為を求めていくのであれば、ニコンかペンタックスという選択が無難であり、デュアルピクセルに価値を見いだしているのであればキヤノンしか選択がありません。

外観の違いにおいては、ボタンだらけのニコン、それよりはスッキリしたペンタックス、もっとスッキリのキヤノンとみなバラバラ。ここに個性が見えてきますね。

2014年6月22日日曜日

PENTAX645z 発売日が...

メーカーサイトでは06/27となっているようですが、Amazonでは06/30予定と記されています...

これは遅れることが内々で決定しているのか、販路調達の関係なのか...

たかが三日なのでアレコレ言うこともないのですが、クビを長くし過ぎて疲れました。

中古レンズの価格が上がってきています。
安く入手し、オークションで売るという投資目的ですか。早めの入手をおすすめします。

2014年6月11日水曜日

D7100購入

D610と悩んだのですが、システムを組むわけではないのでAPS-Cでよいかなと。

...しかもキットレンズです。

箱から取り出して最初に感じたことから。
まず、小さい。
当たり前なんですけど、CanonのAPS-Cも所有していたので、相対的に感じたんですよね。
比較すると、そうでもないのですが、これは見た目の問題です。

次に感じたのは、ボタンが多い。手にとってアレコレ確認してみると、とにかく突起が多い。あれもこれも詰め込んだ感じです。そのウニのような突起があることで、実際の寸法よりも大きく感じました。手に取ると小さい。置いてみると大きい...なんだそれ。

付属のバッテリー充電が完了したのでスイッチオン!
メニューを掘っていき、普段の使用感に近づけるべく設定と格闘していたのですが...なんだかよくわかんない。モヤモヤした気分が残ります。どうも、操作ボタンとダイヤル類との連動が薄く、設定を反映させたはよいが実際の使用感との関係が直感的ではないのです。

これはCanonのほうが洗練されているなと感じました。

しかしそのあとに、その考え自体を後悔するのです...

普段はマニュアルフォーカスなのですが、APS-CなのでAF前提と割りきりました。フォーカスポイントをかえるにも一苦労。AFMF切り替えノブとボタンが親子亀になっていました。

...まあ、理にかなっているわな...と、その時イッキにモヤモヤが吹き飛んだのです。

設定との連動が薄いのは、1機能1ボタンというCanonとは対極にある操作性。あれを押しながらこれをして...ということはほとんど必要としません。あの機能はココ!と2次元的に覚えてしまえば迷うことはありません。
そもそも、3つのボタンを押すという動作は構えているホームポジションを大きく崩すということ。これがNikonの答えだと納得しました。

いまカメラがどうなっているのか、モニタを見ながら確認しなくとも、物理スイッチの位置で判断が可能です。

失礼ながら野暮ったいと感じた外観も、どうしたことか機能美へとかわりました。偏見はよくないねと後悔したのでした。

同時にD610にすればよかったかな...とさらなる後悔も...

2014年6月2日月曜日

一眼レフはなくなるのか

PanasonicがDFDという技術を用いて、AFが従来比3倍以上高速とうたうGH4を発売しました。

詳細は省略しますが、センサー読み出しの画像からピント位置を検出するものです。

Panasonicとしては、キヤノンのような全画素位相差は4Kの負担が大きいということで見送ったそうです。とはいえ将来的には演算の速度も上がるでしょう。4Kの倍で8Kぶんの演算は、時間が解決すると思います。

既存の一眼レフに採用されているサブミラー経由の位相差検出のみでは、もはや30Mオーバーの画素にピントをもっていくことは困難だと思われます。前述したピント位置検出の手法が、演算量で解決されていくと、もはや一眼レフの存在意義は何だろうということになるわけです。

OVF(光学ファインダー)を推し、EVF(電子ファインダー)を否定的にとらえる方々は、いまだ「見え」の部分で物足りないと言っています。確かに、いまは覗き窓から小さい液晶(または有機EL)モニターを覗いているという印象は拭えないのですが、やがその「覗き窓」の画素が上がり、更新速度(リフレッシュレート)も上がっていくと、どういうことになるのでしょうか。

現在のOVFはAF依存のユーザーを反映してか、ボケ量の視覚的再現性を下げ、明るさを優先しています。キットレンズやズームのためにレンズの明るさが確保できないことも原因のひとつです。特殊なことをしない限り、ほとんどのOVFでは目視でのピント検出とボケ量の把握は困難であり、その見えかたから実際の撮影された画像への再現は、経験と知識が多分に作用します。

その点、EVFでは決像をそのまま見ているわけですから、フィルターの効果やホワイトバランスの再現まですべてがありのままに見えているわけです。

研究が進み、様々な手法が現実のものとなり、EVFの見えの悪さを指摘する声、も小さくなっていくことでしょう。そして従来のOVFは、まるで銀塩フィルムを現像していたことのように語り継がれることになるのではないでしょうか。