2018年9月4日火曜日

ミラーレス群雄割拠


ソニーが先行し、ニコンが発表となり、キヤノンが数日後にひかえたミラーレスカメラ。
ニコンはニコンらしく堅実な路線で実機を完成させ、魅力的なカメラに仕上がってる。
噂ではキヤノンはエントリー機から攻めていくようで、アレもないコレもないといった、
手軽なカメラを送り出すらしい。

レンズ資産をある程度持つキヤノンユーザーにとっては、残念な仕様となるが、
マーケティングが上手なメーカーのこと、これはひとつの正解なのだろう。
エントリー機ということは、ハイエンド機もいずれは発表されるということ。
しばらくは指をくわえて待つしかなさそうだ。

キヤノンの重い腰にシビレを切らし、ソニー機も導入したのだが、モバイルデバイスに画像を転送するソリューションが用意されていなく、FlashAirでの運用となっている。
これがまたクセが強いの不安定だので、散々泣かされているのだが、唯一の手段なので致し方ない。

キヤノンのエントリー機には、エントリーなりの機能しか搭載されないだろうから、今度の発表は、あまり参考にならないかもしれない。それでもせめてサブ機として使える仕様であれば、荷物が軽くなって助かるのだが。

WFTが用意された、または内蔵されたボディの発表はいつになるのだろうか。
多くのキヤノンユーザーはそう思っているだろう。

2016年12月13日火曜日

プロの道具 キヤノンやニコンの完成度


キヤノンやニコン以外のカメラメーカーに届いて欲しい声がある。
ぜひともプロ用のWiFi機能を搭載して欲しいと願う。

新製品のカメラは、どれもこれもWiFi機能を内蔵している。
しかしそれらはすべてカメラ側のメモリーカードの中を
「見に行く」だけのものであり、複数の画像を比較したり、
レーティングしたりするためには設計されていない。

電波環境の悪い状況もありえるし、カメラのバッテリーを交換していると画像を確認できない。スタジオで画像を等倍チェックなどもってのほかだ。

キヤノンやニコンには画像をFTPで即時転送するソリューションが用意されていて、転送されていれば閲覧フォルダをロストすることもない。また、閲覧に使用するアプリケーションも統一されたもので使用が可能となる。もちろんFTPサーバーの構築や、ネットワークの知識も必要になるが、フォトグラファーにそれぐらいのことは朝メシ前。

キヤノンとニコン以外では用意されていないことが問題で、どれだけ良い商品を開発しても、現場では使用することができなくなる。そしてキヤノンでは中級機で分離型のWiFi機器で三脚ネジに装着可能、ニコンではホットシューに装着する形となっている。ニコンではホットシューが使用不可になるのが撮影現場で不便になり、キヤノンのタイプは三脚使用に取り外すことになるのが不便である。
キヤノンとニコンのフラッグシップ機ではボディ横に装着するもので、煩わしさは極めて低いものとなっている。たったこれだけで現場投入が可能になるのだ。
プロフォトのラジオスレーブ通信がSONY対応になったこともおおきなトピックだが、こういったプロ用のソリューションも、他メーカーや中級機にも用意して欲しい。

2016年11月19日土曜日

オリンパスの高倍率ズーム


オリンパスの高倍率ズーム、開放から隅までしっかりと結像するということで注目を集めている。
一方、センサーサイズからくる高感度の限界も指摘され、特にフォーサーズユーザーではない方々に多く見られる。
しかし、論点がズレているだけではなく、その高倍率ズームの性能が、唯一無二の存在であることに気付いていない。APS-Cや135フルサイズにある高倍率ズームでは、平均値で8M程度しか解像していないうえに、絞り込んでもほとんど改善しない。それでいてテレ端のF値は6.7、約1段半も暗い。手ぶれ補正の効き具合を考慮すると、2段から2段半はフォーサーズの高倍率ズームにアドバンテージがある。
センサーサイズからくる感度の優位性を考慮すると、フォーサーズの高倍率ズームがもつ2段半の優位性は帳消しになることは事実だが、フォーサーズユーザーではない方々のコメントには、そもそも解像するのかしないのかということを比較のファクターとして考慮されていない。
小型軽量、20Mを解像する性能、開放F値、センサー手ぶれ補正とレンズ手ぶれ補正のデュアル手ぶれ補正、それらをパッケージして比較出来る製品が存在していないこと、そこが何より大切なことなのである。
多くの写真ファンにとって、高倍率ズームはとても気になる存在のはず。しかしながら画質の面でその使用に躊躇していたことも事実。その真実は今回発表となったオリンパスにあった。
賢明なカメラマンであれば、たとえマウントが違えどサブカメラとして、もしくは風景用としてカメラバッグに入れておきたいと思うだろう。小型軽量なシステムがやっと脚光をあびる時が来たのだ。

2016年9月10日土曜日

ZEROTECH DOBBY


初ドローンとしてZEROTECH DOBBYを導入した。
いきなりだけど、まったく静止しない。フラフラして安定しないのだ。
ひどいときには予想もしない方向に移動してしまう。
なんとか操縦し続けて、2メートル円の中におさめ続けることは出来るようになったが.....こりゃダメだ。目の前からいなくならないようにすることで精一杯で、撮影なんて出来るのだろうか...
ぶつかって墜落を繰り返しているうちに、予備で購入したプロペラは交換し尽くした。
フラフラの状態で何とか撮影したものを確認すると、ブレブレ。

初ドローンは、どうしようもない結果となってしまった。

2016年8月16日火曜日

GODOX AD600BM


Profoto B2の光量不足を解決することができず、結局GODOXのAD600BMを導入した。
既に主力であるAD360が軽快な使用感だったので、さらにもうひと押し、設営を簡略化するためという理由もあった。

ボーエンズマウントを選択したのはProfotoのアクセサリーを流用する目的。よくあるACモノブロックより一回り大きく重いが、取り出して電源オンで設営完了となることを思えば、多少のことは目を瞑ることにした。

Profotoのバッテリー内蔵モノブロックという選択がベストなのだが、3倍近い価格にはため息が出る。

さて、AD360、Profoto B2とバッテリー式ストロボの代表が揃ったわけだが、B2との比較が、大多数の関心ではないだろう。

実戦投入して感じたことをまとまると、

それでも大きく重い
発光の音が耳障り
リモコンで操作できることが少ない
バッテリーインジケータが適当すぎ
雲台とアンブレラホルダーが手抜き
本体側の調光はリモコンに反映されない

といったことが問題点と感じた。
特にスタンドに取り付けた際、トップヘビーなのは想像通りなのだが、雲台が操作しづらく微細なコントロールは無理だろう。大光量とワイヤレスを活かして、力で押していく撮影へと流れていく。これらは実際に使用してくなかで結論づいたことだ。これはこれでアリなのではあるが、クリップオン組には大味な撮影に難色を示すことを想像した。


2016年6月30日木曜日

ママにおすすめするカメラ



出産時期にあわせてカメラを購入する方も多いのではないか。価格も横並び、どれにして良いのかよくわからない。それってある意味どれでも良いということでもある。似た機能、似た価格、似た見た目...
オリンパスのペンシリーズはうまくやっていると思う。どれでも良いなら見た目がカワイイことは大切。ニコンはエントリー機でも質実剛健さが伝わるカメラ感がある。ソニーはスマートフォンに代表されるイメージがあり、カメラも先進的であろうとユーザーが勝手に勘違いしてくれるところがある。ペンタックスとパナソニックはどうしよう...カジュアルなイメージが何もないな。キヤノンはよくわからないけどEOS Kissという名前を聞いたことはあるだろう。

今回はペンタックスとパナソニック、この2社を超簡単に結論する。

ペンタックスのエントリー機は中級機並みのスペックを持っていて、お買い得感がとても高い。しかし色気ゼロの外観や製品イメージで、ママが手を出しにくい。言い方を変えれば偏見で損をしているメーカーだ。パパにはウケるスペックなので、夫婦で相談することをすすめる。
パナソニックのエントリー機は割り切った仕様のため整理された使い勝手があるが、上位機種でないと、どれを取っても物足りないと思う。しかしそんな細かいことはどうでもよくなる外観の良さがある。

エントリー機としての性能は、ペンタックス以外は各社横並びで、多少の優劣はあっても、その差は取るに足らない些細なことだ。ではワンランク上の中級機はどうだ?そこでもその傾向は変わらない。では製品スペックや製品イメージから離れ、その撮影スタイルから見てみると、そこに答えが見えてくる。
オリンパスやパナソニックはマイクロフォーサーズという、カメラで1番重要なセンサーが規格化されている。それは一眼レフではなく、背面液晶を見ながら撮影するスタイルが標準となっている。ファインダーすら省略されている機種もある。そのマイクロフォーサーズのセンサーサイズを少し大きくしたAPS-Cという規格に沿ったものを採用しているものがオリンパスとパナソニック以外のメーカーとなる。いわゆるデジタル一眼レフとはこのAPS-Cを採用していることを指す。
話が長くなるが、デジタル一眼レフは鏡をセンサーの前に置き、シャッターを切った時にその鏡が移動し、センサーにレンズで結像したものを露光させる。つまりセンサーを電気的に経由しないで被写体を確認する光学式ファインダーというものが備わっている場合が多い。ミラーレスと呼ばれるものはその鏡がなく、センサーでキャプチャした映像を背面液晶もしくはそれをもっと小さくした液晶を覗く仕組みとなっている。
難しくなってしまったが、光学式ファインダーがあるのかないのか、そこがポイントと言いたい。
スマートフォンに慣れ親しんだユーザーには、見えるものが写るものと理解しているので、その光学式ファインダーを理解すること自体が難しく、またその必要もないといえる。よってママには先ほどのミラーレス機を推したい。キヤノンのEOS Kissは該当から外れ、ニコン、ペンタックスも同様だ。
キヤノンにはミラーレス機も製品として存在しているが、EOS Kissをミラーレス化したような状態で、良くも悪くも中途半端。ニコンやペンタックスは小型化しすぎて、センサーサイズがコンパクトデジタルカメラ、いわゆるコンデジと同じセンサーサイズになってしまう。コンデジのレンズが交換式になったといってよい。これは後に触れるがママにはすすめたくない。


...となると、ソニー、パナソニック、オリンパスが選択肢として残る。

次回は残った3社をミラーレスという立場から見てみよう。


2016年6月1日水曜日

仕事用のカメラはどれが良いのか


貸しスタジオでスタジオマンに
「カメラ何使ってるの?」
とたずねたとき、そのほとんどが5DMk3かD810とかえってくる。
「トランスミッターの装着が大変だよね」とそれに今度はこちらがこたえると、「使っていません」という。
...それは一体どのような意味があってそれらのカメラを使用しているのかと疑問を持ったので、またまた「なんで5DやD810なの?」とかえす。
すると「特に意味はないんですけど」という、もうどうにも理解できないことをかえしてくる。
まあ、確かになんでも良いと言えばそうなのかもしれない。弘法筆を選ばずとあるように、腕が先でカメラは二の次だといえる...のだが、カメラそのものが現場でのコミュニケーションとしての手段でもあるので、明確な意図を発信して欲しかったなと内心では思っていた。

さて、何を買っても良いという意見もあるのだが、何を買ったら良いのかはわからないだろう(汗)
私なりにこれからカメラマンを目指す方々にこれ一台といった結論として、
SONYのα7Sが良いと思う。
ちとお高いのが難点だが、最近多くのベテランがαに軸を移しつつあることで、その内容が妥当だと証明している。
システムとして小型であることや、単体でWiFiが利用可能なことなどが現場でのプレゼンテーションやフットワークに大きく貢献する。重量級の機材をゆっくり解いているベテランを横目に、蝶のように舞い蜂のように刺す若手ならではの体力と気力を最大限にいかしてくれる。そして最高感度のセンサーが様々なミスを救ってくれるだろう。
感度が上がれば照明の出力が上がったのと同じこと。躊躇なくISO感度をバンバンあげて撮影するべきだ。
冷静に判断すれば、12Mで足りるケースがほとんどなのと気付く。常用ISOが3200となれば、クリップオンですらモノブロック以上の出力となる。しかもコンパクトサイズ。極小画素に慣れたその目をぜひ洗ってみて欲しい。