2014年10月13日月曜日

進まない高解像度

キヤノンが高画素機を出すとか出さないとか、決まって話題になるのですが、流出を防ぐ流布だと思われますので、ハードの造詣に深いユーザーは達観、ミーハーな私みたいなユーザーはそれについてアレコレと書き込みをしてしまうのでありました。

高画素化の流布とセットになって話題になるのが、高画素化への意味づけ。
これもかなりアツくのびるスレッドとなるんです。
それと似た話題としてアガるのが、
PCのハイスペック化に伴う発熱と消費電力。
贅沢は敵だ、みたいな感じなんでしょうかね。
高画素からくるノイズ問題に関しては、D800でケリが着いたので割愛しますが、データが重くなるのがツライとか、どんだけ低スペックPCを使っているんですかと。ビットマップデータが2倍になったと同時にPCが重くなるぐらいでは、そもそも問題があるのではないでしょうか。

半導体は微細化の一途を辿って進化し、その恩恵は計り知れない素晴らしさです。センサーも同じ半導体として、進化していくことになります。
確かに波長がセルに届かないぐらいに微細化してきています。電荷も暗電流に近づくばかりでしょう。

ではそこで画素を減らし、蓄積したマージンをノイズ低減にまわすことは、まるでPCの省電力構成の様を見ているようです。
それはそれで価値あることですが、熱くてもより速く、コスト増でも処理速度を求める姿勢もまた何かをうみだすことにつながります。
アーカイブとしての一面もあるデジタルデータですが、高解像度で残すことの意味と価値は、単純ではないはずです。
4Kで8Mが必要ですので、8Kでは32Mが必要画素。前向きに考えれば、より良いディテールを伝えるためにも、解像はあればあるだけ良いはずです。

もっと高解像度へシフトしていくことが、正常な進化とみて良いと思います。


iPhone 6 Plus 購入 4

いわゆるイッキ押しです。iPhone 6 Plus にて。

アプリのiPhone 6対応がなかなか進まないことで、ただデカいだけのスマホとなっている今日この頃ですが、今日は大画面について。

iPhone ユーザーに、よくデカい!と言われるのですが、Androidユーザーからはサムソンに似ていると言われます。

大画面免疫が全くないのがiPhone ユーザーで、使いづらそうともよく言われます。確かにフリックで指が届かないことがとにかく苦痛です。
他には特に大きいことでの嫌なことは感じません。
個人差があることなうえに、主観すぎな意見ですが、一度大画面を経験すると、小さい画面が逆に狭苦しく感じてしまうと思います。
これは是非とも体験して欲しいです。
Plusにしてしまえと。

省電力対策を念入りにしていることもありますが、バッテリーがよく持つと感じています。

陽が落ちても半分のバッテリーは、スマホユーザーにとって何よりの安心であり、これのためだけにPlus購入ということがあってもよいかと思います。
驚異的なバッテリーの持ちです。

近頃のスマホにしてはメモリが1GBしかないという二世代前のスペックは、色んなことを考えて作られているのでしょう。バッテリーの持ちに貢献しているのでしょうか。もちろん、儲けも考慮されていると思いますけど...

アプリがよく落ちるので、初期化して落ちるアプリだけインストールし、単独運用で実験してみても、やはりよく落ちます。Appleアプリでも落ちるので、メモリが足りないのかなと思ってしまうこともありますが、真相はApple しかわからないことですね。

Androidユーザーからすると、はあ?なことではありますが、Appleにとって大画面やら高解像度やら通知センターの強化など、かなり「Android化」したことが今回のハードとソフト両面のアップデートです。
シビアな方々にはAndroidへ移られることもあるでしょうが、既存のユーザーには取るに足らない些細なことなのだと思うことがありました。
不具合連発なスタートでしたが、色々と書き込みを見てみると、みなさんおおらかというか、何も気にしていないみたいですね。
これがAndroidだとしたらどれだけキツい書き込みを見ることになったのでしょうか。







2014年10月7日火曜日

iPhone 6 Plus 購入 3

使っていて気づいたことなど..

バッテリー容量が増えたことで、充電時間が気になるところですが、スマホにしては珍しく、急速充電に対応しています。

付属のACアダプターがiPhoneお約束の1Aキューブ。これをみて1Aで充電すると急速充電かと思いますよねフツーは。

iPad用の2.1A充電器に接続してみたところ、約半分の充電時間になりました。

チェッカーでみると、1.4A出ています。
20%程度の残容量から100%までだいたい3時間かからないで充電されました。

これはかなりの強み!
付属のACアダプターは鞄の中に予備として待機、普段は2.1A出せるモバイル充電器を買いましょう。

2014年10月3日金曜日

iPhone 6 Plus 購入 2

前回はパッと見の印象を述べましたが、メインディッシュのカメラ機能を。

いまどき8Mセンサーってどうなんだろうとフツーは思いますよね。
私は賛成。ただでさえ拡大するとドロドロな絵が多いモバイルカメラ。少しでも画素ピッチを稼いだ姿勢が素晴らしい。
Plusだけに搭載された手ぶれ補正が働いて、なるべくISO感度をあげないように低速シャッター気味にプログラムラインが設定されています。
フォーカスもピクセル位相差を組み込んだので、ピント合わせのためにピント位置を行ったり来たりさせる動作が少なくなりました。

...まあ、ここまではよくあるレビューなのですが、しばらく使い込んでみて感じたネガティブな面をお伝えします。

まず、モバイル初の光学式手ぶれ補正搭載ということですが、大型のPlusは持ち手首を支点とした弧の振り幅が大きく、その効果は相殺されている印象です。
デカいからブレやすい、でも光学式手ぶれ補正でチャラ、みたいなことです。

また、輝度差が激しい状態でのフォーカス検知が曖昧で、これまた初搭載の位相差センサーの意味があるのかというシーンが多々ありました。
個人の利用方法よるので、押並べてどうのこうのとは言えませんが、私のPlusではそう感じました。

露出補正が搭載されたことも初なのですが、これはiOSのアップデートで実現したことです。iPhone 6の機能ではありません。ワンタッチ補正はよい面も悪い面もあり、フレーミングをじっくりと行うには不向きな面もあり、フォーカスをタップで追うごとに補正をしなければなりません。これは次シャッターまで記憶ありなし、という選択が出来るとよかったなと感じています。

総括すると、全体的には大変地味なアップデートです。iOS8にアップデートしたiPhone 5sと比べて何が変更されたのか...大きく感じることなく、モニタの大きさとそのAndroidライクな外装を一番に感じる、そんな何とも言えないiPhone 6でした。

5sユーザーは機種変更することもないと思います。

Androidからの乗り換え組にとっては、そろそろ古くなってきた感は否めないものの、iPhoneという長く安定した歴史がつくる、管理された美を味わえると思います。何の驚きもないけど、致命的な不満もない、そんなバランスのよさに満足することでしょう。

iPhoneとAndroidを両方持ち歩いた感想です。

2014年9月21日日曜日

iPhone 6 Plus 購入

ずっとAndroidだったんですけどね。
なんつうか、気分転換とでもいいますか。
iOSはiPadのヘビーユーザーなので、気後れなくスイッチしました。

とはいえ、「戻る」キーやサブメニューキーがないので、あまり合理的ではないシーンにも遭遇。文字入力の際にカーソル移動ボタンがないのもイライラ...

あれだけiOSに慣れていたと思っていたのですが、これには痺れました。

時間が解決することばかりなので、ハード面に目を向けてみると...

FHDの解像度は、特に驚くことでもなく、連れのGALAXY Note 3を見ていたのでむしろ当たり前でしょ、といった感じです。

驚いたのが、大きさや外観です。
Note 3にソックリすぎて、ドン引きです。流石に背面を見ると安心(笑)しますが、正面から見ると同じ杉田かおるです。ペンがないことで、むしろ格下な感さえ感じました。

しかし、ここからが本領発揮。
...だと思いたい。カメラ機能はどんなもんかと。目玉のコレは相当なもんだろうと。

フリックが上手くいかないので、次回に続く。

2014年9月8日月曜日

中判カメラへ向かって

ツアイスのOtus85がすぐそこまで来ているようですね。
645zでも躊躇する層には、おそらくD810を中判の代替えとして利用すると思われますが、さすがにレンズがそこまで追い付きません。
中間絞りで平面なものばかりを撮るわけではないので、開けても深度以外はそれなりに結像していることが理想です。

ほとんどの撮影を絞りこんでいる方々には、いまのところあまり関係のない話ですが、様々な悪条件で撮影をしなければいけない場合、出来れば135で現場をまわしたいと思うでしょう。

645z用に軸上色収差をある程度補正したF2クラスのレンズがあれば良いのですが、おそらく出てこないでしょう...そしてあの広角ズームの価格をみて、D810でいいわオレと諦めた方々も多いと思います。D4sや1DXと併用する、いろんないみで体力のあるカメラマンなら良いのですが、コレ1台で決めうちする場合、D810が最有力となります。次点で5D3ですね。
手持ちのマウントで決まるのでしょうが...

中判としてはかなり安い645zか、D810か、その選択を有り得ることにしてくれるのが、Otusです。MFということで機動力は落ちますが、使いなれた135システムで現場に行くことができます。
コンテンツも高解像度になり、4Kテレビでの閲覧はいずれ8Kとなります。20M付近のセンサーやレンズでは、使えないことではないけれども、先々を考えると....


2014年9月3日水曜日

初心者にオススメなカメラ

α7Sです。
これに85か35の大口径を。

各社のエントリーモデルはおすすめしません。
まだなにも知らない初心者に、一番安いものを買わせるのは、どうだろうかと思っています。

子供だからと、かろうじて音が出ればよい楽器を手に取らせることは、それはそれで危険な面もあるということが言いたいのです。

ノウハウがないのですべてが手触り、感じることすべてが自分の地図となります。
新しいことを始める時こそ、その衝動にかられて無意識に取り入れる感覚がその後の感性を育む糧となります。

絞りの効果が実感できないキットレンズ、それとあわせて暗いF値であがりきるオートISO。超高感度域を、大口径の開放で記録することが、様々なことを教えてくれるのです。

一万円のギターは人にはすすめません。
やはりある程度のクオリティが確保されているものこそ、演奏の楽しみを実感できるもの。

まずはエントリーということはやめて、どんなシーンでも工夫なく写るものを選びましょう。

2014年8月30日土曜日

645zにみる画素ピッチ

なんとなく感動の薄い645zへの理由が、見えてきたような気がします。

135フルサイズで6Mという、kodakの760、14Mの14n、40mm角のProBack(ここまでローパスレス)、1Ds3、1DXと使用してきたカメラすべの画素ピッチがある程度確保されていたことに気がついたのです。

50Mとはいえ、最下層(涙)の4433ですので、135換算で32M程度の画素ピッチとなります。ローパスレスなので多少の水増しはあるにせよ、ピクセルあたりのコシの強さは1DXにおよびません。

1DXもシャッター交換を2回しています。
大袈裟かもしれませんが、五感すべてが約7μmの画素ピッチに馴染んでしまっていて、これより小さい画素では何かしっくりこないのです。D7100もそう、α6000も、7Dも、プライベート用に買ったすべてのボディがそうでした。

おそらく、D810にもそんな気持ちになることも予想できます。α7Sが良さそうなのですが、いかんせん画素数が少なすぎな気もします。

ひとつ、画素ピッチのようなネガティブ要素ではなく、645zはさすが!と思わせてくれたことがあります。

それは像の均質性です。

135の大口径では像高が下がると比例して解像度が下がります。
中判で135大口径と同じような深度を得ようとした場合、中口径で同一ですので、設計に無理がないということもあるのでしょうが、フランジバックが長いのでテレセンが確保されています。それが理由なのかどうかはわかりませんが、落ち込みがとても少ないと感じました。言い換えると、中央部の解像感が広いと思います。4:3フォーマットとあいまって、すこぶる安定感のある記録となります。これは中判ならではと感じます。

逆にそんなこともあることで、画素ピッチが余計に気になるということもありますが...

トータルでみると圧倒的描写と言えることに疑問はないのですが、毎回50Mが必要ではないということで、いろいろと思うこともあります。


2014年8月19日火曜日

645z 実戦投入 3

メインの1DXと比較すると、約3倍のピクセルであるのに、感動がとても薄いです。

...なんだろう。
画質に関しては、特に欠点は見当たらないので、出力の問題なのでしょうか。
1/4に縮小しても12.5Mありますから、ローパスレスも手伝って、その切れ味を堪能しようと夢膨らんでいたのですが...

トリミング耐性を保険としても、その安心感を実感することは少なく、これでは無理して導入したことが何だったのだろうかと疑問を感じてきました。

はやまったか?D810にしておけば?といった邪念がそうさせるのか、いや別にそれは関係ないかな...この50Mへの夢は何処へ行ってしまったのでしょうか...

私が最初に手にしたデジタルカメラはは、1.5Mで150万円。20年前です。

あれから増えるピクセルに胸踊らせながら、モニタに没入していました。

しばらく時が過ぎ、ピクセルの増減を経て、1DsMk3から18Mの1DXが相棒となりました。30万ショットは超えています。様々な修羅場をくぐりぬけ、絶大なる信頼と同時に、奴の限界も知っています。

そんなこんなで、唯一の物足りなさ、その今となっては少ないピクセルを補う、自分の夢のピースを求めて、645zを迎えました。

それなのに、これなのに、どう拡大してみようが、「こんなものか」と。

いま思うことは、古女房の1DXと一緒に歩んできたここしばらくの1D系との営みで、画質の感動から絵の構成に全俺が埋没してしまったのだと感じました。
三度の飯よりカメラが好きなこの私が、高感度にも強いローパスレス50Mという好物、は猫のマタタビ。
と思っていた自分は、とうの昔にいなくなっていたのですね。これを成長というのか、無関心というのか、加齢というのかは謎ですが、高い勉強代だったのでしょうか。

2014年7月29日火曜日

645z 手持ちでブラブラ

先週末、プリンターの出力サンプルを撮影しました。

...といっても、嫁祖父母の家で一歳の男子を相手にしながらですけど。

ガッチリ三脚で狙うことなどは無理も無理。
スマホの置き換えぐらいのレベルでした。

すべて手持ちでの撮影なのですが、120マクロでの1/125では、ほぼブレます。ペンタックスの便利な機能に、デジタルプレビューというものがありまして、コレのおかげでストレスなく検証出来ました。ただ記録しないだけの、ある意味トンデモナイ機能なのですが。

メモリ上での拡大縮小なので、手軽に確認が細部まで行えます。しかも即時。シャッターボタン回りにニコン・ペンタ仕様で実装されているので、その操作も楽でよいですね。

それでとにかくまずプレビューして、×16まで拡大(設定でワンタッチ拡大を16倍にしてあります)し、微ブレがないかをチェックし、OKならプレビューから記録へという流れです。

このOKならカードに記録という機能もよいですね。カードに記録と消去を繰り返すことなく撮影と細部チェックがテンポよく行えます。

ボタンひとつで適正露出へと切り替わるハイパーマニュアルや、デジタルプレビューなど、実際の撮影での操作の簡略化や結果までの時間短縮など、面白い機能がたくさん備わっています。

2014年7月22日火曜日

645z しばらく使い込んでみて

掲示板では激論が交わされている645z...

と予想していたのですが、意外に皆さん素直というか、偏見は少ないようです。

50Mショックということで、D800との比較検討を主に、アレコレと盛り上がるのかと楽しみにしていたのですが...

D810が発売されたので、これからということでしょうか。

4:3フォーマットのローパスレス50Mは、やはり強烈なインパクトです。しかも、高感度もイケる。
無視できない画素数に、嫉妬を通り越して、低画素モデルに注目が集まっていく流れが出来つつあるようです。とはいえ、いつまでも続かないでしょう。やはり解像度はユーザーにとって、最重要ファクターです。

大口径の中望遠があると、システムとして厚みが出てくると以前に言いましたが、リコペンの予定表にもないので、90mmマクロを使うしかないのでしょうね。

4KにWin8.1が対応し、ご家庭のリビングに4Kが設置され、モバイルはRetina以上がフツーになりました。

そんな3000ピクセルのコンテンツが閲覧時に拡大されることで、枯れた紙媒体と変わらない解像度が要求されました。

といっても、ごく一部のサイトでの試験的な運用で、当たり前となるにはまだ時間が必要になることでしょう。
では何故、いま高解像度な645zが品薄になったのか。2000ピクセル前後でも、充分に楽しめる環境のなか、8000ピクセルをどうするのでしょうか。

これには個人差があり、しかもその差にもバラつきがあります。たとえA4でも、24Mと50Mの差を感じる方々がいるのです。車や衣類、ワインやバイオリンの値段のように。
これがA3になると、もっとその差を感じます。
わかるヒトにはわかるのです。そしてそれは第三者に向けられたものではなく、自身の欲求がそうさせるもの。
気になる方は、その差を他人に伝えることで何かを得るのではなくて、自分が安物には満足できない、贅沢な方、ただそれだけなのです。気になって仕方ないのです。

必要かどうかは、利用者の感性が全て。
そして、そんな方々が何かを発信していく。
絵筆や顔料を求めて高額なものに夢中になる様を見て、呆れる方は少数派です。
それは絵画というものが、とても素晴らしいものであるという認識です。
芸術という同じ絵を求める過程で、カメラという道具に、エクスキューズを求める姿勢は、もっと感心されてもよいのではと思います。

必要かどうかは、自身の胸にあるのです。
アンチテーゼでα7Sなどが、しばらく続くでしょうが、いずれこの645zに夢を求め、また熱い目が向けられると思います。

2014年7月16日水曜日

645z レンズの今後

ペンタの645がデジタルになり、専用のレンズが3本発売されました。

たった3本なので、選択肢もありません。
超広角、標準、中望遠マクロという最小限すぎるラインナップですが、実用でみるとそれなりに考えられています。

ただ、3本買うとボディがもうひとつ買えてしまう金額なんですよね..

なんだかなあ...

2014年7月9日水曜日

645zその後 試写

実戦投入の機会がない...という残念なことですが、少しだけ試写してみて、思ったことをいくつか。

当たり前ですが、とにかくピクセルの多さがスゴいです。圧巻。展開するとピクセルだらけ。
解像度がスゴいとは言わないところがポイント。

デカいK-3。そのまま厚みが倍になった印象。操作は特別なことはないです。ミラーアップスイッチが独立配置されていることぐらいでしょうか。あとで気づくのですが、ミラーアップには、特別な意味があるんだなと。

比率が4:3なので、安定していること。
雑誌や書籍などには無駄もなく、構図がまとめやすいこと。広がりを感じさせる場合に、別の問題があります。

ラージセンサーなのに、高感度が強い。
ある意味135カメラなみになったということで、感動は一瞬、その後は当たり前に思えます。

ファーストインプレッションでは、こんなカンジでした。ジワジワとネガティブな事が見えてきます。

まず、レンズがヘボいですね。フィルム時代のモノしか手持ちにないので短絡的な意見ですが。何となくフレアっぽい。フルサイズ用のレンズをAPS-Cにつけたときと同じ印象。
これは、ピクセルピッチが小さいことの弊害。ある程度絞りこんで、MTF優先な撮影をすることが必要になります。そもそも解像しないことではないので、使えないわけではないのですが、ラフに撮るともったいない。

すぐブレる。というか、ブレが目立つ。
120マクロで遠景のテストをしていたときでした。1/125で撮影していたのですが、確認すると微ブレのオンパレード。焦点ぶんのイチできっているので、問題ないだろうと軽い気持ちで撮ったら、結果も軽いものに。1/250でもかすかに微ブレ。ショックでしたね...いままでは何だったのかと。ヌルいカメラで撮っていたんだなあ...
......三脚でも微ブレ。
ミラーアップはマスト。専用ダイヤルが設けられている理由がわかりました。ブレにはかなりシビア。

内観や水平線を作画に絡めたりした場合、縦横感が薄いので、パンチが足りなくなることがあります。まあこれはパノラマ的な要素なので善し悪しとは言えないものかなと。より良い結果を安定して出すことには、やはりこの4:3には賛成。

ラージセンサーなのに高感度が強いということで相当期待していたのですが、んじゃあ1DXと比べてどうなの?といった見方をすると、あれ?ヘボくないかな?ということに。
同サイズに縮小比較をすると、そんなに差を感じないのですが、レンズを含めた高感度フィールドといったことでは、645優位とは言えないですね。というか、そんなによくない。
これが50Mにしてはスゴいことなんだ、と自分を納得させることが必要。

といった所感でした。
また追ってテストします。

2014年7月4日金曜日

645zへの期待度

流通量が少ないので、利用ユーザーの情報が少ないのですが、
その完成度に対して、意見が真っ二つに割れた645z。
16bit化とUIデザインに疑問をもっているようです。

UIへの批判は、日本人の美学としてわからなくもないのですが、記録には何の影響もないので、偏った意見だと思っています。

銀塩時代のようなイメージを、この実機に求めているのでしょうか。ライヴプレビューを実装したことで、動画記録も副次的に可能になっています。この機能をなしにするのは無理があるのではないでしょうか。その機能がたとえ間に合わせだとしても、実装による記録への可能性を否定は出来ないと思います。

うさぎとカメのような話ですが...

要点は、否定の意見としては、目障りなのであって、性能を否定しているわけではないでしょう。それは売りたい企業の姿勢ですから、私としては大歓迎です。ないよりはあったほうがよい。

16bit記録に関しての否定意見ですが、
ハイエンドデジタルバックを利用しての意見なのか、135DSLRとの比較なのか、そこがポイントです。

ハイエンドデジタルバックとの比較では、もはや数分のイチ価格ですから、賞賛以外の何も思い浮かびません。この価格で16bit実装を否定するのは、あまりに無い物ねだりかと。

135DSLRとの比較では、実際になにかしらの差を感じているのでしょうか。14と16の差は数字でいうと2つですが、処理するデータ量は冪乗です。これ以上の処理はコストに跳ね返ってくるでしょう。
そこをなんとかせいよ、という気持ちも大切ですが、記録情報としてその差を認識するほどの撮影シーンは、どれほどのモノなのか。

ラージセンサーを常識やぶりの低価格で、という根幹を宿命としている645zを、優しい目で見てやってください....

2014年6月24日火曜日

α7Sにみる高感度と画素数

とあるサイトで、α7Sと5DMk3の高感度比較という記事を見ました。

サンプルから読みとると、高感度域でノイズの量に約2段の差があるようです。
もちろん、α7Sのほうが2段良好な結果でした。

しかし、α7Sは12M、5DMk3は22Mと倍近くの画素の違いがあります。5DMk3をα7Sの12Mまで縮小した比較では、その差が縮み約1段となります。

こういった結果をみて感じたことですが、低画素センサーで画素ピッチを稼ぐより、時には高解像度も使用できる高画素センサーのほうが、より多くのシーンで活躍することになるでしょう。

絶対的な高感度性能ではα7Sが一番よいことに間違いはないのですが、高画素モデルも縮小して利用すれば、それなりの結果が出せるということです。

もちろん、同じ世代のセンサーという比較のもとですが。

12Mで足りるのかそうでないのかは、何とも言えないことです。ブログやウエブ媒体、タブレットでの鑑賞、4Kテレビや2L程度のプリントであれば全く問題ないでしょう。

とはいえ、いつどんなときに大きいサイズが必要になるのかはわからないことです。

このα7Sというカメラは、あまりにターゲットを絞りこんだ、プロ向けの商品となってしまったと思います。それはSONYですら思っていなかったということ、それが問題だと思います。

中級機の選び方

レンズを交換したり、条件を見極め構図を完 成させ、いざファインダーに目をあてフレー ミングする... カメラ機能の大部分は、そのシンプルな動作 のために存在しています。 そして、そのシンプルな行為そのものが、撮影というものです。

...当たり前だろ...というツッコミはあるでしょ うが、そのシンプルでベーシックな行為を手 助けする道具なのかどうか、そこにフォーカ スしてみましょう。

APS-Cとしては、 ニコンからD7100、キヤノンから70D、ペン タックスからK-3。しかもほぼ同価格帯。

ニコン、ペンタックスはクラス上位のフラッグシップという位置付けであり、ファインダーは100%、キヤノンは中級機扱いで98%です。

また、キヤノンだけがセンサーに位相差検出を可能にする特殊な技術が搭載されています。

全機種がSDカード採用ですが、キヤノン以外はデュアルスロットという構成。

俯瞰してみると、ファインダーまわりと、カードスロットがデュアルという重厚な仕様がニコンとペンタックス、センサーに他メーカーにはない新機能を搭載した冒険心あふれるキヤノン

ニコンとペンタックスは同じ目線で考えられるけれども、キヤノンにおいては別格です。
クラス最上位機種としてのアイデンティティを捨てるかわりに、特別なモノを搭載したカメラ。

前述した撮影というシンプルな行為を求めていくのであれば、ニコンかペンタックスという選択が無難であり、デュアルピクセルに価値を見いだしているのであればキヤノンしか選択がありません。

外観の違いにおいては、ボタンだらけのニコン、それよりはスッキリしたペンタックス、もっとスッキリのキヤノンとみなバラバラ。ここに個性が見えてきますね。

2014年6月22日日曜日

PENTAX645z 発売日が...

メーカーサイトでは06/27となっているようですが、Amazonでは06/30予定と記されています...

これは遅れることが内々で決定しているのか、販路調達の関係なのか...

たかが三日なのでアレコレ言うこともないのですが、クビを長くし過ぎて疲れました。

中古レンズの価格が上がってきています。
安く入手し、オークションで売るという投資目的ですか。早めの入手をおすすめします。

2014年6月11日水曜日

D7100購入

D610と悩んだのですが、システムを組むわけではないのでAPS-Cでよいかなと。

...しかもキットレンズです。

箱から取り出して最初に感じたことから。
まず、小さい。
当たり前なんですけど、CanonのAPS-Cも所有していたので、相対的に感じたんですよね。
比較すると、そうでもないのですが、これは見た目の問題です。

次に感じたのは、ボタンが多い。手にとってアレコレ確認してみると、とにかく突起が多い。あれもこれも詰め込んだ感じです。そのウニのような突起があることで、実際の寸法よりも大きく感じました。手に取ると小さい。置いてみると大きい...なんだそれ。

付属のバッテリー充電が完了したのでスイッチオン!
メニューを掘っていき、普段の使用感に近づけるべく設定と格闘していたのですが...なんだかよくわかんない。モヤモヤした気分が残ります。どうも、操作ボタンとダイヤル類との連動が薄く、設定を反映させたはよいが実際の使用感との関係が直感的ではないのです。

これはCanonのほうが洗練されているなと感じました。

しかしそのあとに、その考え自体を後悔するのです...

普段はマニュアルフォーカスなのですが、APS-CなのでAF前提と割りきりました。フォーカスポイントをかえるにも一苦労。AFMF切り替えノブとボタンが親子亀になっていました。

...まあ、理にかなっているわな...と、その時イッキにモヤモヤが吹き飛んだのです。

設定との連動が薄いのは、1機能1ボタンというCanonとは対極にある操作性。あれを押しながらこれをして...ということはほとんど必要としません。あの機能はココ!と2次元的に覚えてしまえば迷うことはありません。
そもそも、3つのボタンを押すという動作は構えているホームポジションを大きく崩すということ。これがNikonの答えだと納得しました。

いまカメラがどうなっているのか、モニタを見ながら確認しなくとも、物理スイッチの位置で判断が可能です。

失礼ながら野暮ったいと感じた外観も、どうしたことか機能美へとかわりました。偏見はよくないねと後悔したのでした。

同時にD610にすればよかったかな...とさらなる後悔も...

2014年6月2日月曜日

一眼レフはなくなるのか

PanasonicがDFDという技術を用いて、AFが従来比3倍以上高速とうたうGH4を発売しました。

詳細は省略しますが、センサー読み出しの画像からピント位置を検出するものです。

Panasonicとしては、キヤノンのような全画素位相差は4Kの負担が大きいということで見送ったそうです。とはいえ将来的には演算の速度も上がるでしょう。4Kの倍で8Kぶんの演算は、時間が解決すると思います。

既存の一眼レフに採用されているサブミラー経由の位相差検出のみでは、もはや30Mオーバーの画素にピントをもっていくことは困難だと思われます。前述したピント位置検出の手法が、演算量で解決されていくと、もはや一眼レフの存在意義は何だろうということになるわけです。

OVF(光学ファインダー)を推し、EVF(電子ファインダー)を否定的にとらえる方々は、いまだ「見え」の部分で物足りないと言っています。確かに、いまは覗き窓から小さい液晶(または有機EL)モニターを覗いているという印象は拭えないのですが、やがその「覗き窓」の画素が上がり、更新速度(リフレッシュレート)も上がっていくと、どういうことになるのでしょうか。

現在のOVFはAF依存のユーザーを反映してか、ボケ量の視覚的再現性を下げ、明るさを優先しています。キットレンズやズームのためにレンズの明るさが確保できないことも原因のひとつです。特殊なことをしない限り、ほとんどのOVFでは目視でのピント検出とボケ量の把握は困難であり、その見えかたから実際の撮影された画像への再現は、経験と知識が多分に作用します。

その点、EVFでは決像をそのまま見ているわけですから、フィルターの効果やホワイトバランスの再現まですべてがありのままに見えているわけです。

研究が進み、様々な手法が現実のものとなり、EVFの見えの悪さを指摘する声、も小さくなっていくことでしょう。そして従来のOVFは、まるで銀塩フィルムを現像していたことのように語り継がれることになるのではないでしょうか。

2014年5月29日木曜日

シグマの50ツアイスの50

シグマのArt50の実勢価格はツアイスのOtusの1/4程度となっています。

性能も1/4というわけではなく、ほとんどのファクターで同等となっているようです。

お買得な商品ですね。

有名掲示板でよく見るのですが、おんなじ性能で1/4の価格という文言。

...ちょっと違うというか、そもそも目指すところが違うのです。それをアレコレいってみたいと思います。

近年、交換レンズの性能向上が緩やかになってきました。同時にボディの画素数も増えたことで、その性能向上を実感しづらいことになってきています。

ハイエンドからエンスーのユーザーにとっては、緩やかどころか変わっていないと感じる場合もあると思います。

そこにツアイスからのこたえがありました。

様々な収差補正をしてきたメーカーですが、軸上色収差の補正は後回しになっていました。正確に言うと、軸上色収差の補正を第一にすることは、商売上難しかったということでしょうか。

しかし、シネレンズまで手がけるツアイスは、残るポイント、軸上色収差こそが「壁」だと認識していたようで、シネレンズの技術がそこに入っているようです。

シグマ以外の他社に比べて、かなりの違いを感じてはいますが、シグマがどれだけ軸上色収差補正をしようがガウスという光学を選んだことで、優先順位としては格下げになりました。

そこに大きい違いがあるのです。
軸上色収差をほぼ完全に補正したツアイスとシグマのArtでは、富士山とエベレストぐらい違うものです。乱暴に言うと、ただの高解像度レンズなのかどうかということです。

そのにはいわゆる色のりがウンヌンといった都市伝説なことを相手にしているわけではありません。

アウトフォーカス部の色ずれやフリンジ、ピクセル割れギリギリの解像におけるアーティファクトの抑制など、まるで中版とうたうツアイスに偽りありません。

既存のやり方で頂点を目指したシグマには、本当によくやったと伝えたいのですが、ツアイスは別の次元にいたということです。いままでの商売では限界だと。もはや中版並みの描写を望まれている135の交換レンズには、既存のやり方では既存の頂点にしかたどり着かないということを知っていたようです。

おそらく商売上の都合もあって、シグマの到達点は決められたのだと思われます。おんなじようなものを、おんなじような価格でぶつけても仕方がないと。とはいえ我々よりも先を見ていたことは事実でしょう。しこもそれがレンズのふるさと、ドイツのツアイス(生産は日本)だということが、何か考えさせられます。