2014年7月29日火曜日

645z 手持ちでブラブラ

先週末、プリンターの出力サンプルを撮影しました。

...といっても、嫁祖父母の家で一歳の男子を相手にしながらですけど。

ガッチリ三脚で狙うことなどは無理も無理。
スマホの置き換えぐらいのレベルでした。

すべて手持ちでの撮影なのですが、120マクロでの1/125では、ほぼブレます。ペンタックスの便利な機能に、デジタルプレビューというものがありまして、コレのおかげでストレスなく検証出来ました。ただ記録しないだけの、ある意味トンデモナイ機能なのですが。

メモリ上での拡大縮小なので、手軽に確認が細部まで行えます。しかも即時。シャッターボタン回りにニコン・ペンタ仕様で実装されているので、その操作も楽でよいですね。

それでとにかくまずプレビューして、×16まで拡大(設定でワンタッチ拡大を16倍にしてあります)し、微ブレがないかをチェックし、OKならプレビューから記録へという流れです。

このOKならカードに記録という機能もよいですね。カードに記録と消去を繰り返すことなく撮影と細部チェックがテンポよく行えます。

ボタンひとつで適正露出へと切り替わるハイパーマニュアルや、デジタルプレビューなど、実際の撮影での操作の簡略化や結果までの時間短縮など、面白い機能がたくさん備わっています。

2014年7月22日火曜日

645z しばらく使い込んでみて

掲示板では激論が交わされている645z...

と予想していたのですが、意外に皆さん素直というか、偏見は少ないようです。

50Mショックということで、D800との比較検討を主に、アレコレと盛り上がるのかと楽しみにしていたのですが...

D810が発売されたので、これからということでしょうか。

4:3フォーマットのローパスレス50Mは、やはり強烈なインパクトです。しかも、高感度もイケる。
無視できない画素数に、嫉妬を通り越して、低画素モデルに注目が集まっていく流れが出来つつあるようです。とはいえ、いつまでも続かないでしょう。やはり解像度はユーザーにとって、最重要ファクターです。

大口径の中望遠があると、システムとして厚みが出てくると以前に言いましたが、リコペンの予定表にもないので、90mmマクロを使うしかないのでしょうね。

4KにWin8.1が対応し、ご家庭のリビングに4Kが設置され、モバイルはRetina以上がフツーになりました。

そんな3000ピクセルのコンテンツが閲覧時に拡大されることで、枯れた紙媒体と変わらない解像度が要求されました。

といっても、ごく一部のサイトでの試験的な運用で、当たり前となるにはまだ時間が必要になることでしょう。
では何故、いま高解像度な645zが品薄になったのか。2000ピクセル前後でも、充分に楽しめる環境のなか、8000ピクセルをどうするのでしょうか。

これには個人差があり、しかもその差にもバラつきがあります。たとえA4でも、24Mと50Mの差を感じる方々がいるのです。車や衣類、ワインやバイオリンの値段のように。
これがA3になると、もっとその差を感じます。
わかるヒトにはわかるのです。そしてそれは第三者に向けられたものではなく、自身の欲求がそうさせるもの。
気になる方は、その差を他人に伝えることで何かを得るのではなくて、自分が安物には満足できない、贅沢な方、ただそれだけなのです。気になって仕方ないのです。

必要かどうかは、利用者の感性が全て。
そして、そんな方々が何かを発信していく。
絵筆や顔料を求めて高額なものに夢中になる様を見て、呆れる方は少数派です。
それは絵画というものが、とても素晴らしいものであるという認識です。
芸術という同じ絵を求める過程で、カメラという道具に、エクスキューズを求める姿勢は、もっと感心されてもよいのではと思います。

必要かどうかは、自身の胸にあるのです。
アンチテーゼでα7Sなどが、しばらく続くでしょうが、いずれこの645zに夢を求め、また熱い目が向けられると思います。

2014年7月16日水曜日

645z レンズの今後

ペンタの645がデジタルになり、専用のレンズが3本発売されました。

たった3本なので、選択肢もありません。
超広角、標準、中望遠マクロという最小限すぎるラインナップですが、実用でみるとそれなりに考えられています。

ただ、3本買うとボディがもうひとつ買えてしまう金額なんですよね..

なんだかなあ...

2014年7月9日水曜日

645zその後 試写

実戦投入の機会がない...という残念なことですが、少しだけ試写してみて、思ったことをいくつか。

当たり前ですが、とにかくピクセルの多さがスゴいです。圧巻。展開するとピクセルだらけ。
解像度がスゴいとは言わないところがポイント。

デカいK-3。そのまま厚みが倍になった印象。操作は特別なことはないです。ミラーアップスイッチが独立配置されていることぐらいでしょうか。あとで気づくのですが、ミラーアップには、特別な意味があるんだなと。

比率が4:3なので、安定していること。
雑誌や書籍などには無駄もなく、構図がまとめやすいこと。広がりを感じさせる場合に、別の問題があります。

ラージセンサーなのに、高感度が強い。
ある意味135カメラなみになったということで、感動は一瞬、その後は当たり前に思えます。

ファーストインプレッションでは、こんなカンジでした。ジワジワとネガティブな事が見えてきます。

まず、レンズがヘボいですね。フィルム時代のモノしか手持ちにないので短絡的な意見ですが。何となくフレアっぽい。フルサイズ用のレンズをAPS-Cにつけたときと同じ印象。
これは、ピクセルピッチが小さいことの弊害。ある程度絞りこんで、MTF優先な撮影をすることが必要になります。そもそも解像しないことではないので、使えないわけではないのですが、ラフに撮るともったいない。

すぐブレる。というか、ブレが目立つ。
120マクロで遠景のテストをしていたときでした。1/125で撮影していたのですが、確認すると微ブレのオンパレード。焦点ぶんのイチできっているので、問題ないだろうと軽い気持ちで撮ったら、結果も軽いものに。1/250でもかすかに微ブレ。ショックでしたね...いままでは何だったのかと。ヌルいカメラで撮っていたんだなあ...
......三脚でも微ブレ。
ミラーアップはマスト。専用ダイヤルが設けられている理由がわかりました。ブレにはかなりシビア。

内観や水平線を作画に絡めたりした場合、縦横感が薄いので、パンチが足りなくなることがあります。まあこれはパノラマ的な要素なので善し悪しとは言えないものかなと。より良い結果を安定して出すことには、やはりこの4:3には賛成。

ラージセンサーなのに高感度が強いということで相当期待していたのですが、んじゃあ1DXと比べてどうなの?といった見方をすると、あれ?ヘボくないかな?ということに。
同サイズに縮小比較をすると、そんなに差を感じないのですが、レンズを含めた高感度フィールドといったことでは、645優位とは言えないですね。というか、そんなによくない。
これが50Mにしてはスゴいことなんだ、と自分を納得させることが必要。

といった所感でした。
また追ってテストします。

2014年7月4日金曜日

645zへの期待度

流通量が少ないので、利用ユーザーの情報が少ないのですが、
その完成度に対して、意見が真っ二つに割れた645z。
16bit化とUIデザインに疑問をもっているようです。

UIへの批判は、日本人の美学としてわからなくもないのですが、記録には何の影響もないので、偏った意見だと思っています。

銀塩時代のようなイメージを、この実機に求めているのでしょうか。ライヴプレビューを実装したことで、動画記録も副次的に可能になっています。この機能をなしにするのは無理があるのではないでしょうか。その機能がたとえ間に合わせだとしても、実装による記録への可能性を否定は出来ないと思います。

うさぎとカメのような話ですが...

要点は、否定の意見としては、目障りなのであって、性能を否定しているわけではないでしょう。それは売りたい企業の姿勢ですから、私としては大歓迎です。ないよりはあったほうがよい。

16bit記録に関しての否定意見ですが、
ハイエンドデジタルバックを利用しての意見なのか、135DSLRとの比較なのか、そこがポイントです。

ハイエンドデジタルバックとの比較では、もはや数分のイチ価格ですから、賞賛以外の何も思い浮かびません。この価格で16bit実装を否定するのは、あまりに無い物ねだりかと。

135DSLRとの比較では、実際になにかしらの差を感じているのでしょうか。14と16の差は数字でいうと2つですが、処理するデータ量は冪乗です。これ以上の処理はコストに跳ね返ってくるでしょう。
そこをなんとかせいよ、という気持ちも大切ですが、記録情報としてその差を認識するほどの撮影シーンは、どれほどのモノなのか。

ラージセンサーを常識やぶりの低価格で、という根幹を宿命としている645zを、優しい目で見てやってください....