2016年3月12日土曜日

多分、誰も買わないコンデジ

4K動画が撮影可能な8Mピクセルのセンサー、大きさは1インチ。135換算で24から105までのズームレンズ、口径はF1.2-2.0で5軸手ブレ補正つき。
こんなカメラがあったらいいなぁ...

高倍率ズームが実質8M程度しか解像していないことから、いっそのことハイエンドコンデジが良いのではないかと物色してみた。

色々と調べてみると、精通したユーザー達は口を揃えて、パナソニックのLX100というのがコンデジにおける現時点での結論らしい。

ボケの輪線除去までこだわった光学系を有し、8群11枚のレンズ構成でありながら、非球面が8面もある。おそらく画像補正で歪曲収差を補正し、それで稼いだ像面歪曲を光学系で補正、均質性の高い画面全域で高解像度を有していると予想した。

センサーは1インチより大きなフォーサーズとなっており、より高画質が期待できる。かなり興奮してきたが、マルチアスペクトとなっている表記で、おや?...とつまづいてしまった。
懸念は的中、イメージサークル直径とセンサー対角線が一致していない。
16Mセンサーで有効12Mとある。これでは12Mの画像サイズでありながらピクセルピッチは16M相当となる。つまり当たり前だが16Mのフォーサーズと同等。これはいただけない。またレンズもテレ端で135換算75mm相当となっている。ポートレートには焦点距離が短い。モチーフのパースペクティブがエグい。
大きさ重さ、レンズ構成など強い魅力があるのにツメがアマい。切り取りには物足りない画角や、細部がドロつきそうな画素サイズ。
惜しい。これで10Mセンサー、テレ端135換算105mmまであったら良かったのに。市場のニーズを見れば、そのような商品が企画されることはなさそうだが、あと一歩というところまで位置するカメラがあったのだと感心もした。
画素競争も終焉を迎え、トップシェアを誇る出荷台数のスマートフォンでさえ、ピクセルピッチの大きさを誇示している。4K動画を閲覧する環境も整いつつあるなか、スペックよりもその画質を問われるいまこそ、メーカーには現実的な企画をし、それを啓蒙して貰いたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿