2014年6月2日月曜日

一眼レフはなくなるのか

PanasonicがDFDという技術を用いて、AFが従来比3倍以上高速とうたうGH4を発売しました。

詳細は省略しますが、センサー読み出しの画像からピント位置を検出するものです。

Panasonicとしては、キヤノンのような全画素位相差は4Kの負担が大きいということで見送ったそうです。とはいえ将来的には演算の速度も上がるでしょう。4Kの倍で8Kぶんの演算は、時間が解決すると思います。

既存の一眼レフに採用されているサブミラー経由の位相差検出のみでは、もはや30Mオーバーの画素にピントをもっていくことは困難だと思われます。前述したピント位置検出の手法が、演算量で解決されていくと、もはや一眼レフの存在意義は何だろうということになるわけです。

OVF(光学ファインダー)を推し、EVF(電子ファインダー)を否定的にとらえる方々は、いまだ「見え」の部分で物足りないと言っています。確かに、いまは覗き窓から小さい液晶(または有機EL)モニターを覗いているという印象は拭えないのですが、やがその「覗き窓」の画素が上がり、更新速度(リフレッシュレート)も上がっていくと、どういうことになるのでしょうか。

現在のOVFはAF依存のユーザーを反映してか、ボケ量の視覚的再現性を下げ、明るさを優先しています。キットレンズやズームのためにレンズの明るさが確保できないことも原因のひとつです。特殊なことをしない限り、ほとんどのOVFでは目視でのピント検出とボケ量の把握は困難であり、その見えかたから実際の撮影された画像への再現は、経験と知識が多分に作用します。

その点、EVFでは決像をそのまま見ているわけですから、フィルターの効果やホワイトバランスの再現まですべてがありのままに見えているわけです。

研究が進み、様々な手法が現実のものとなり、EVFの見えの悪さを指摘する声、も小さくなっていくことでしょう。そして従来のOVFは、まるで銀塩フィルムを現像していたことのように語り継がれることになるのではないでしょうか。

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