タイトルとかみ合わないが、ProfotoのB2を導入した。
ロケ用の照明はAD360を使用、その性能に不満はなかったのだが、撮影可能となるまで、組み上げるまでの工程が煩雑。
AD600にするかB2にするか、様々な要素を考察した結果、B2を選んだ。
設営のしやすさはAD600、汎用性もAD600、故障などの有事における優位性もAD600。
AD360を使用していることもあり、AD600のリリースを見たとき、まさにプロの決定版だと思った。欲しかった要素がすべて盛り込まれている。
B2を選んだとはいえ、まだ未練がある。それぐらいの完成度が際立つ。
しかし、たったひとつの懸念がアバタにエクボとはならなかった。
それはバッテリーだ。
AD600は2灯で運用していくのが現実的だろう。その大きさ重さを考えると、3灯は大きくなりすぎる。その際、それぞれに装着済みと予備あわせて4つ必要となる。毎回4つ充電し、かつ充電器を4つ持ち歩くことはかなりの苦痛だ。また、現時点ではバッテリーを入手出来ない。宝箱の中に鍵あるような話だが、手に入れられない以上、AD600を選択することは出来ない。困った話だ。
さて、B2を軽くテストしてみたところ、AD360にあってB2にないもの、またその逆のことなど色々あった。
まずB2の場合、AD360のようにスピードリング式のアダプター2つを持ち歩かなくて良くなったことがかなり助かる。とはいえ、B2でアクセサリーを利用する場合は必要になり、またAD600では必要なくなる。
次にB2ではラジオスレーブの着脱は必要なくなり内蔵されている。しかしこれもAD600では内蔵されている。
最後にバッテリーなのだが、ジェネレーターに装着するB2は、灯数に関係なくひとつのバッテリーで済む。充電と発光が同時に行えるのも合理的だ。
利便性は極めて低くなるが、モノブロックではないので、これは引き換えとなる。
個人の好みになるが、これからバッテリー式のストロボを導入予定としている方にはAD600を第一選択肢としたい。クリップオンの軽快さと操作性、モノブロックの確かな光量と汎用性がひとつになった、これからのバッテリー式ストロボのお手本となるだろう。
私のようなバッテリー管理にうんざりしている場合は、おとなしくプロフォトを買うべきだろう。光量が少ないのでチカラで押すことは出来ないが、普段自前のスタジオ業務を外に持ち出す感覚は現場での設営に神経を使わなくて良い。
価格も随分と違っていて、AD600が2つとも故障などのトラブルに見舞われた場合、もう一式買い足すことが可能となっている。それでいて完成度は極めて高い。
AD360ユーザーはかなり多いと思われる。その設営の煩雑さに悩まされているのであれば、すぐにでもAD600を購入するべきだ。バッテリーの入手は時間の問題だろう。何なら4灯買ってバッテリーだけ予備とするのもよい。
B2は名門プロフォトの気合の入った商品だが、完成度を高めた中国製がすぐそこまで追いついている。コストパフォーマンスを真剣に考えていないと、メーカーの明日はないと思われる。ADシリーズと比べ、スペクトラムや調光の安定感、道具としてのデザイン性が比較にならないほど安定しているなど、プロの用途における根幹の部分においては、その確かな優位性を感じる。しかしスタジオ用途ではない以上、そのバラツキは撮影条件で吸収されてしまう。スイスのエリンクロームが直接のライバルとなるが、あちらは半額で同等の機能を備える。B2の選択が正しかったのかは、使用を重ねて判断したい。

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