先日、キヤノンのインクジェットプリンターである、PRO-1000というものを撮影した。
キヤノンのインクジェットプリンターには画質優先のPIXUS PROシリーズと、業務用途のImage PROGRAFというふたつのカテゴリーがある。
PRO-1000の立ち位置は、Image PROGRAFでありながらPIXUS PROの画質もあわせ持った、究極のプリンターとなっているという。
私が思うに、画質を極めた結果、生産性と安定性を極めた結果、どちらを名乗れば良いのか戸惑うぐらいのモノが出来てしまったということだと思う。
プリント最大サイズはA2サイズとなる。小さめなポスターという認識が適当だろうか。
プリントされた用紙を手に取ると、かなりの迫力。さすがImage PROGRAFだと感心した。そして細部の緻密な再現にはPIXUS PROの品質。これは未だかつてない素晴らしい体験なので、店頭で是非ともサンプルを手に取って欲しい。
さて、その究極プリンターであるPRO-1000だが、要求するデータも大変なものとなる。まず解像度がA2に足りないデータをプリントしてみたところ、あまりに粒状感が少ないため、これでいいやと思ってしまった。もはや銀塩プリントを超えた。大判インクジェットなんて...そのような懸念は皆無だ。大きくすればアラが見えてしまうと考えるのは当たり前だろう。ところがその用紙サイズの迫力と超絶高画質で、すんなり鑑賞出来てしまう。
しばらく見入ったところで解像度が足りているデータを用意し、キヤノン系の300/600dpiでプリントしたところ、寄っても引いても神画質に息をのんだ。初めてiMac5Kで写真を等倍表示したとき以上の感動だ。もはやプリントそのものが芸術。この感動を手にするためには、それ相応のプリントへの知識と経験が必要になるのだが、そのようなものは必要ない。アプリ任せでカラマネまでやってくれる。しかもプロファイル変換がうまいっ!プロの仕事がまたひとつなくなった。
問題があるとすれば、用紙サイズA2の適切な解像度である300/600dpiを確保するためのデータである。150dpiでもじゅうぶんに鑑賞できるが、広がる究極画質も手に入れたいところ。ステッチや高解像度レンズを組み合わせ、高解像度なデータを作成することがキモとなる。ブレ対策にも相当な神経を使うことだろう。

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